1949-09-13 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第29号
一方近き將來講和條約が締結されたあかつきは、外國貿易は活発となり、從つて港湾取扱貨物量並びに観光旅客は漸次増加し、海上輸送の拠点である港湾の重要性はますます倍加せられることを予想されるのであるが、以上のごとき状態では海上輸送の不円滑を來し、ひいては日本経済復興阻害の一因となるのは火を見るがごとく明らかである。
一方近き將來講和條約が締結されたあかつきは、外國貿易は活発となり、從つて港湾取扱貨物量並びに観光旅客は漸次増加し、海上輸送の拠点である港湾の重要性はますます倍加せられることを予想されるのであるが、以上のごとき状態では海上輸送の不円滑を來し、ひいては日本経済復興阻害の一因となるのは火を見るがごとく明らかである。
人口の減少ということを考えますと、対策といたしましては、いわゆる移民と、一つは出生の制限ということが問題になつて参りますが、移民ということは、これは日本の過去における移民の実績、また軍國主義的な移民政策、その結果からいたしまして、將來講和会議を迎えましたあかつきにおきましても、日本の人口増加を移民政策によつて緩和するということは非常に困難な問題であろうということは推察されるのであります。
○木村(榮)委員 そうすると、ここに書いてあることは現在できないけれども、將來講和会議後においてやるということがたくさん含まれておる、いろいろのことがあと先に錯綜しておる。さように解釈してよろしゆうございますか。
で、このドルについては、これが借金なのか、或いは將來講和会議のときに何らかの形で我々の負担を少くして処理されるか、これも私は聽きたいと思いますが、なかなか答えにくいと思う。併し少くとも日本政府が日本の國政について責任を持つてやつておる、こういうふうな建前から見れば、この円なるものは明らかに私は日本のものであり、日本政府のものである、こう思うのです。
○山下義信君 総理が御出席下さればいろいろ伺いたいと思つたことがあつたんですが、例えばこの移民などの可能の見透しでありますが、具体的に申しますれば、ニユーギニアなどへの移民可能性などについての見透しでありますとか、或いは日本の人口問題がです、やがて將來講和会議の時代等になり、可能性がありますとか、まだそれに持ち出すだけの用意は今日本政府としてはしなければならないと思うのですが、その点について政府では
この点はこれ以上お尋ねいたさないことにいたしまして、この点は將來政府におきましても適当なる場合にこうした算定の基礎なり、あらゆる國家産業、資源の上に相当な影響を與えておるということについての、將來講和会議が結ばれる、その他におきましても或いは見返資金の問題につきましても、援助資金、救済資金の上におきましても、相当考慮さるべき問題であろうかという点を申上げて置きたいと思うわけであります。
こういう点で私どもは今占領下にありますから、まあこの過渡期においてはどんなことが起りましても、占領軍がやはり日本の安全の保障をやる、また將來講和條約ができましたときには、相当の安全保障があるのではないかと思いまするけれども、やはり一部の人にはそういう不安があるような氣がいたすのであります。
そういうものに対しても、將來講和條約でも終つて、例えば死電を発掘するとか、そういうような問題が起きたと仮定いたした場合に、そういう措置ができるような状態にあるのか。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 將來國際貿易が自由になつたような場合におきましては、やはりその時期におけるところの外航ということも考慮しながら準備して行かなければならないと思うのでありまして、そのときになつて、急に外航をどうこうするといいましても準備ができませんので、やはり將來講和会議或いは、自由貿易ができるような状態における一つの受入態勢を確立する上におきましては、今差当りは損害でありますが、將來の見通
なおまた家庭燃料の確保にいたしましても、あるいはガソリンのない関係上から、代燃裝置による自動車の走行等の問題も、一時的な現象と存じておりますので、將來講和條約でも成立して、外國からこれらの資材が全部輸入されるようになりますと、あなたの御心配のような問題も解決すると思うのでありますが、しかしながら植林と伐採とは並行的に進むべきである。
從つてこれらの漁区に関することも將來講和会議以後、日本が可なり自由な立場でやり得るということになりますと、狹隘なる領土を持ちまする我が國が、平和國家として出発いたしまするについては、やはり水産行政というものを担当いたしまする機関は独立した一つの省に発展せしめるということは必ずしも悪い考えではない、こう思つております。
そういう観点から考えますと、今日のような三党の寄せ木細工で、しかも八十名の第三党の総裁でこの内閣をもつておられるような実情では、この大問題である現在及び將來の國民の最大苦難である移植民問題は、私は解決できないであろうと考えるのであるが、現在の状態において、將來講和会議がいつ開かれるかわからぬから、今のところお茶を濁しておるよりしようがないとおつしやるのならば何をか言わんやでありますが、しからずして、
○岩本月洲君 來馬委員が申されたから、蛇足になるけれども、將來のことを多少申述べて置きたい、日本の偉人を代表する人物として、聖徳太子の日がたびたび述べられたのでありますが、この方は、いわゆる和の思想の権化のような人なのであつて、この和を象徴される聖徳太子が、平和文化の日本建設の上に、而も日本のこれが歴史上に、又とない立派なる人格であるというようなことを大いに考えて、將來講和の日が決まつて、いわゆる本当
將來講和條的締結の日をもつて平和記念日としたらよくはないかという人もありましたので、それを合わせると十になる。それから休日といたしましては五種類あります。一月の二日と三日、ただしこれは官廳の休暇日に当ります。從つて銀行その他でも休日となりますので、これを休日として扱うかどうかということは、これはまたこれから御協議を願うことにいたします。
殊に將來講和條約が締結されまして、國際市場への参加が実際に認められました暁を考えまする場合、一層その感を深くするものでございます。
なお、健全財政を確立して、そうして國際信用を高め、近い將來講和條約締結後において連合國に懇請して公債発行というようなことももちろん考えなければならぬことでありまして、それについても、いろいろ万全の準備もいたしたいと考えるのであります。
併し民法は恒久法でありまする関係上、將來講和條約が成立し、我が國からも大公使の外交官の派遣ということも想像できると考えまして、殊に現行法の七百七十七條という規定もありますので、將來を考えまして、これを削除する必要もありません。將來の講和條約後の場合も想像して、現在は働きませんが、そういう意味で残して参つたわけであります。
なおそういう信用を保つことは、やがて將來講和條約もできた後に電氣の方面にやはり外債を導入する一つの大きな礎にもいたしたい、こういうようにも考えてまして、十分大藏省としては入念にこの取扱いをいたし、三軒の受託會社、發行會社にも密接なる速絡を求めるようにいたしておる次第であります。
○佐藤(藤)政府委員 ただいまの日本に駐屯いたしておりまする連合國最高司令部、ないし將來講和條約締結後の日本駐在の外交官によつて、日本の裁判權がある程度の制限を必ず受けるのではないかという御意見でございますが、現在は御承知のように裁判權の行使については一部なるほど制限を受けております。
殊にまた將來講和會議でも濟んで、私どもの豫想いたしておりますところの貿易等も再開いたされますならば、おそらくこの自動車關係はいま少し計畫發達を見なければならぬのではないかと考えております。